CMC社 (Cleaveland Motion Control)

CMC社は2012年11月をもって、アメリカで約120年の歴史を持つ名門企業であるリンカーンエレクトリック社の傘下企業として新たな歩みを始めました。
当社はウェブテンション制御用ピックアップのオリジナルメーカーとして今後さらに技術開発に邁進、ウェブコンバーティング業界に貢献して参ります。

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CMC社は、従来型をはるかに上回る40:1というテンションレンジに対応するカートリッジタイプと片持ちローラータイプの2種類のタイプのトランスデューサーをご用意しております。

カートリッジタイプトランスデューサー

幅の広いウエブに対応する固定型ローラーシャフトです。
最大荷重は2種類のカートリッジサイズで10種類から選択が可能で、取り付け用のマウントキットを各種ご用意しております。

特徴

このカートリッジタイプのトランスデューサーはモジュラー化されたデザインになっており、ユーザーの機械側の条件に対応して最適な設置ができる柔軟性を備えています。
カートリッジタイプのウルトラ・ラインは、特に細巾や薄いウエブで要求される低テンション領域の精密な制御によって、ウエブの伸びやシワなどを防ぐのに適したトランスデューサーです。

仕様

  • 色々な取り付け方法に対応したカートリッジとブラケットの選択肢
  • あらゆる方向のウェブパスに対応
  • もっとも一般的な機械構造に適応したデザイン
  • ウルトラ・ラインの優れた特性、40:1テンションレンジ、ノイズカット
  • 幅広いテンションレンジ(MWF)に対応し、110N、450Nの最大負荷の範囲で選択が可能

    <カートリッジサイズ1T/最大シャフトサイズφ30mm用の場合>

    • 最大110N - 最小 2.75N
    • 最大220N - 最小 5.5N
    • 最大350N - 最小 8.75N
    • 最大450N - 最小 11.25N
    • 最大650N - 最小 16.25N

    <カートリッジサイズ2T/最大シャフトサイズφ30mm用の場合>

    • 最大650N - 最小 16.25N
    • 最大1000N - 最小 25N
    • 最大1800N - 最小 45N
    • 最大2500N - 最小 62.5N
    • 最大4500N - 最小 112.5N
  • 許容付加レート 150 - 300%

片持ちローラータイプトランスデューサー CLTシリーズ

比較的幅の狭いウエブに対応する固定型ローラーシャフトです。
最大荷重は3種類のカートリッジサイズで10種類から選択が可能で、取り付け用のマウントキットを各種ご用意しております。

特徴

CLT片持ち型トランスデューサーには、ユーザーが独自にご用意される固定シャフトタイプであればほとんどのローラーに取り付けが可能で、このアプリケーションに合わせた特別なローラーを製作する必要がありません。
そのため一般的な片持ち型トランスデューサーに比べると大きなコスト削減効果を期待できます。
このCLT 片持ち型トランスデューサーのもう一つの優れた特徴は、ウエブがローラーのどの位置にあっても常に一定した信号を出力する点です。
幅広いテンション仕様に対応するよう、2種のボデーサイズで10種類のモデルが用意され、低い所は0.5N から高い所では2000N までのテンションに対応します。
このタイプのアプリケーションでは通常500mm程度までのローラー幅に使われます。

仕様

  • 固定型シャフト、ローラー面長500mm以下に向く
  • ユーザーが用意される片手持ちローラーに設置するので、特別設計をする必要がない
  • CLTのユニークなデザインによりウェブの位置がローラーのどこにあっても常に一定の安定した張力信号を出力
  • プーリーの取付にも対応
  • ウルトラ・ラインの優れた特性、40:1テンションレンジ、ノイズカット
  • 幅広いテンションレンジ(MWF)に対応 0.45N - 2300N

    <カートリッジサイズ1T/最大シャフトサイズφ30mm用の場合>

    • - 最大0.45N -最小0.01125N
    • - 最大5N -最小0.1125N
    • - 最大20N -最小0.5N
    • - 最大45N -最小1.125N
    • - 最大100N -最小2.5N
    • - 最大200N -最小5.0N
    • - 最大450N -最小11.25N

    <カートリッジサイズ2T/最大シャフトサイズφ30mm用の場合>

    • - 最大450N ー最小11.25N
    • - 最大1000N -最小25N
    • - 最大2300N -最小57.5N
  • 許容負荷レート 150% - 300%

トランスデューサー用増幅アンプ

機能と仕様

  • DINレール仕様で設置が簡単
  • 側面に配線図を表示
  • ペアのトランスデューサー信号の合算処理、また単独の場合の処理
  • 遠隔処理装置への多様なインタフェース
  • 0 - 10VDC または 4-20mA の信号出力を選択
  • アイソレートされた信号の出力が可能
  • 最新の表面実装方式による高度な安定性と精度
  • 完全に長期間安定した信号出力とサイドのゼロ調整不要

テンションメーター

特徴

CMCのトランスデューサーと表示器は他社に比べてより多様なテンションレンジを選択できるだけでなく、低張力に 対する感度がより優れています。

仕様

  • 正確なテンション現在値を表示
  • アナログまたはLEDによる読み取りやすい表
  • 最先端技術により開発されたアンプを内蔵して精密な信号処理が可能
  • メーター減衰選択式スイッチ
  • 50/60Hz 86-264VAC 単相入力電源
  • 38mm大型デジタル表示が可能
  • 遠隔操作用0-19VDC、または、4-20mA テンション値出力アクセサリー
  • CMCのすべてのトランスデューサーに適応